- 🟢 かんたん要約(まずはこれだけでOK)
- 📖 くわしい説明(もっと知りたい方へ)
- 💰 「預り金」ってなに?
- 📝 報酬を支払って源泉徴収したとき
- 📱 アプリでの記録のしかた
- 📒 記録される内容(仕訳)
- 🏦 税務署に納めたとき
- ✅ まとめ
このページは「かんたん要約」と「くわしい説明」に分かれています。まずは【かんたん要約】だけ読めば大丈夫です。もっと知りたい方は下の【くわしい説明】へ進んでください。
🟢 かんたん要約(まずはこれだけでOK)
源泉徴収した分のお金は、「預り金」として記録します。税務署に納めたら、その「預り金」を減らします。
大事なのは2つだけです。
- 📝 報酬を支払うとき:支払う金額のうち、源泉徴収した分を「預り金」に分けて記録します。
- 🏦 税務署に納めたとき:納めた金額の分だけ「預り金」を減らします。
📖 くわしい説明(もっと知りたい方へ)
💰 「預り金」ってなに?
源泉徴収した分のお金は、あなたの収入でも、事業のために使ったお金でもありません。
国に納めるまで、一時的に預かっているだけのお金です。
そのため、お金の使い道や収入の種類ごとに付けた名前(勘定科目)のうち、「預り金」を使って記録します。
📝 報酬を支払って源泉徴収したとき
例として、外注先に110,000円の報酬を支払うケースで説明します。
- 外注先への報酬:110,000円
- 源泉徴収した金額:10,210円
- 実際に銀行から振り込む金額:99,790円
📱 アプリでの記録のしかた
- 該当の取引を開きます。
- 「任意の設定」をタップします。
- 「作成される仕訳」の右にある鉛筆マークをタップします。
- 「仕訳の詳細設定」画面で、貸方(お金の出どころ)の「普通預金」の金額を99,790円にします。
- 貸方の「+」をタップして、「預り金」を10,210円で追加します。
- 借方と貸方の合計が一致していることを確認して、「決定」をタップします。
借方と貸方の金額が一致していないと、「借方と貸方の金額を一致させてください」と表示されて進めません。
📒 記録される内容(仕訳)
事業のお金の出入りを1件ずつ記録したもの(仕訳)は、左側の「借方(かりかた)」と右側の「貸方(かしかた)」に分けて書きます。
- 借方(左側):お金を何に使ったか、何が増えたか
- 貸方(右側):お金がどこから出たか、何が減ったか
この例では、次のように記録されます。
借方(お金の使い道)
- 外注工賃 110,000円:外注先に支払う報酬の全額です。
貸方(お金の出どころ)
- 普通預金 99,790円:実際に銀行から振り込んだ金額です。
- 預り金 10,210円:源泉徴収して、税務署に納めるまで預かっておく金額です。
つまり、「110,000円の報酬を支払った。そのうち99,790円は銀行から払い、残りの10,210円は預かっている」という内容を、1件の記録にまとめています。
借方の合計(110,000円)と貸方の合計(99,790円+10,210円=110,000円)が同じになっているのがポイントです。
アプリの画面では、次のように表示されます。

アプリ上の勘定科目の名前は「外注工賃」です。
🏦 税務署に納めたとき
預かっていた源泉徴収の分を税務署に納めたら、「預り金」を減らします。
銀行振込で納めた場合の記録は、次のようになります。
借方(お金の使い道)
- 預り金 10,210円:預かっていたお金を、税務署に納めたので減らします。
貸方(お金の出どころ)
- 普通預金 10,210円:銀行口座から、納めた分のお金が出ていきます。
「預かっていた10,210円を、銀行口座から支払って返した(納めた)」という意味です。
アプリの画面では、次のように表示されます。

これで、預かっていた10,210円がゼロに戻ります。
✅ まとめ
- 報酬を支払うとき:源泉徴収した分は「預り金」にする
- 税務署に納めたとき:納めた分だけ「預り金」を減らす
- 源泉徴収した分は、収入でも経費でもない